今年も残すところ約3か月…学生さんは部活動のシーズンを終えて、一気に受験モードまっしぐら!な方も多いのではないでしょうか。
「え…あと3か月で今年が終わるの?」なんて思うと特に何の理由もなく不安になって落ち着かない、考え事が増えてしまう…。
それに加えて受験を控えているあなたは未来への不安や期待などでいっぱいですよね。
不安や焦り…そのお気持ちすごく分かります。
私も受験生だった頃、考えすぎて眠れない事がたくさんありました。次の日は絶対に外せない模擬試験なのに、
「合格判定の成績が上がらなかったらどうしよう…」
「今からでも受験大学を考え直してもいいのではないか…」
考えたくないのに色んな事が頭をよぎって眠れない…
つらいですよね。この記事ではそんなあなたにぐっすり眠れる方法をご紹介します。ぜひご参考になさってください。
安心して眠るために。受験の不安を軽減できるおすすめの方法
そもそも「不安」ってなんでしょうか。
もやもやして、心細くて、言葉にすると不安としか言えないような…
姿や形があれば「えいやっ!」と取り去ってしまえそうな気もしますが、哀しいことにそうはいきません。
あなたの心が作り出した不安なのにどうしようもないなんてもどかしいですよね。どんなに考えても整理できずに頭がフリーズしているのです。
加えて、あなたは今、一生懸命に大学受験に向けて勉強しています。不安になってもしょうがないくらい、心も頭もたくさん使って疲れているのです。
大学受験ってそれだけでストレスですよ。まれに勉強しなくても、受験をクリアされる方や勉強が楽しくて、はかどってしょうがないという方もいらっしゃいますが、当時私は苦しんで苦しんで…やっと終わったーという気持ちで、受験が終わったときは解放感でいっぱいでした。
まずは、「不安な自分」を認めてあげてください。
「自分は頑張っている、だから不安になっているんだ」と第三者的に自分を認めるのです。意外と自分の不安な状況をあなたご自身で受け入れる事が難しいかもしれません。
今の時期はいろんな情報に左右されてまいますよね…。他人は他人、と思っていても成績や受験の情報は学校や予備校などでも飛び交っていますし、周りの状況に敏感になっている時期でしょうね。
不安になっても良いのですよ。私はそう思います。でもその不安があなたを苦しめているならすこしでもお役立てればいいな、と思います。
…すこし話がずれましたね。失礼しました。
そもそも快眠って?一体なにが影響してるの?
私は普段あまり運動をする方ではないのですが、たまに健康の為に30分~1時間くらい近所を散歩します。
そうすると、その日の夜は寝つきも良くぐっすり眠れるのです。翌朝の目覚めはスッキリとさわやか。これがいわゆる快眠ですよね。あなたにも同じような経験はありませんか?
「いやいや、受験勉強でそんな時間とれないよ」
「運動なんてしないし、できない…」
そんな風に思ったあなた。運動をすると幸せホルモンといわれているセロトニンが増加することをご存知ですか。
セロトニンが増えると人は幸せな気持ちになります。言い方を変えると、不安やストレスを軽減してくれるホルモンなのです
なんて素敵なホルモンなのでしょう。自分で不安になってしまったのですが、それを解消するのも自分が出す幸せホルモンなのです。
いかがでしょうか、あなたは今、不安で眠れていないのです。このセロトニンが快眠への近道…そんな気がしませんか?
実は運動をしなくてもスイーツを食べた時も同じようにセロトニンが増加します。
しかしその効果は1時間程度なのです…食べるのは一瞬なのに、です。それに寝る前にスイーツを食べるなんて、女性としては罪悪感を持ってしまいますよね…
一方運動によるセロトニンの増加は、なんと、約20分の運動で12時間持続するともいわれているのです。たった20分で半日ですよ!
それならちょっとやってみようかな、なんて思いませんか?
このような運動の習慣の他にも入浴方法や体内時計を正常に調整してくれる「日光浴」でも快眠を手にすることができます。
いかがでしょうか、少し希望が見えませんか。そんなあなたの為に今すぐできる快眠のための工夫を次の章でご紹介します。
受験が不安で眠れないときにおすすめ!安心して眠れる快眠方法
20分程度のウォーキング
頭を空っぽにして周りの風景をみながらゆったりと散歩するといいですよね。
筋トレなども効果的ですが、一定のリズムを刻める運動が一番幸せホルモンを増やします。ウォーキングやジョギングが手軽に始められておすすめですよ。
入浴時間は夕方~夜のタイミングで寝る2~3時間前までが理想
時間に厳密になるより、お休み前に適度に体を温めてあげるのがよいです。
38℃のぬるめのお湯なら30分程度、音楽を聴いたりしながらリラックスして入るのも良いですね。半身浴もとっても効果的です。
朝起きたらカーテンを開けて自然の光を部屋に入れる
これからの時期はさわやかな朝日をすこし浴びて、深呼吸すると気持ちよさそうですね。
朝に浴びる太陽の光は体内時計を正しくして、代謝もアップしてくれます。早起きは三文の得なんて言いますが、まったくもってその通りですね。
入眠儀式をつくる
頭で考えてはなかなか寝付けませんよね…例えば、「布団に入ったら手足を脱力して、深い呼吸を繰り返す」などこれをやったら寝られる、という自分だけの儀式を体に覚えさせるのです。
他にも、「静かな音楽をかけてリラックスする」などもいいですね。
眠り小物を身に着ける
赤ちゃんって、自分の寝床の居心地が悪いとすぐ起きちゃいますよね。
わたしたちはふわふわしたもの、肌触りのよいものに触れたり、密着していると気分がおちついてくるのです。
お気に入りのタオルケットや抱き枕、ぬいぐるみなども効果的ですよ。
まとめ
まずは不安な気持ちを軽減することで、快眠の道は開けそうではないでしょうか。
いくつか方法をご紹介しましたが、あなたに合った方法を是非取り入れてみてくださいね。大学受験も悔いなく終われるように祈っています。